グランマーチンゲール法を徹底解説

グランマーチンゲール法は、別名「大マーチンゲール法」とも呼ばれています。

マーチンゲール法をご存知の方も多いと思いますが、負け額を全て回収できるマーチンゲール法の欠点は、利益を生むことができないという所にありました。

グランマーチンゲール法は、その欠点が克服された改良版のマーチンゲール法になります。

マーチンゲール法のように、負け続けて膨らんだ損失額を回収することを目的とした必勝法になりますが、回収しつつ少しずつ利益を出すことができます。

やはり負け続けて損失額が膨らんだ状態では、カジノゲームは楽しむことができません。ギャンブルでは負けも付き物ですが、グランマーチンゲール法でその負けすらも勝ちに変えて、儲けを高めて行きましょう。

グランマーチンゲール法を47ゲーム行った検証結果

グランマーチンゲール法を使用して47ゲーム行った結果は次の通りです。表の赤マーカーは、負けた後にグランマーチンゲール法を使用して成功したゲームです。

【表】47ゲームの結果

【表】47ゲームの結果

グランマーチンゲール法を使用した勝負を47ゲーム行った結果、同じ結果が連続で続いた回数は最大で5連続(連勝の数)、連敗の最大数は4回となり、最高賭け金は31ドルとなりました。最終的に利益は+47ドルと、大きな利益を出すことに成功しました。

1セット(負けてから勝つまでの1勝負)ごとに見ていくと利益はあまり感じられませんが、このようにグランマーチンゲール法を使用し続けていくことで、大きな利益を出すことも可能となります。

グランマーチンゲール法の賭け方と実践例

グランマーチンゲール法は、直前のゲームの賭け金を2倍にした金額に+α(アルファ)の金額を加算させ、次のゲームにベットしていく賭け方です。+αの金額は任意で構いませんが、通常は最初の賭け金、もしくは「1」を+していくのがセオリーとなります。

▼覚えておきたいポイント

【使用状況】ゲームに負けた時に使う
【ゲームに負けた場合】賭けた金額を2倍にした金額に+αを上乗せして次のゲームにベットする
【ゲームに勝った場合】必勝法をリセット

無料プレイのルーレットに、グランマーチンゲール法を使った実際の流れを見ていきましょう。

実践例 1ゲーム目

1ゲーム目は、赤黒賭けに賭け金1ドルを賭けてゲームを開始します。この時の結果は8の「黒」、賭けた分の1ドルは没収されます。累計損益は-1ドルとなります。

グランマーチンゲール法実践例1ゲーム目

実践例 2ゲーム目

直前のゲームで負けた場合、グランマーチンゲール法を使用していきます。

2ゲーム目は赤黒賭けに、1ゲーム目の賭け金1ドルを2倍にした2ドルに、さらに+αの1ドルを足した合計3ドルを賭けてゲームを開始します。

この時の結果は4の黒、賭けた分の3ドルは没収されます。この時点での累計損益は-4ドルとなります。

グランマーチンゲール法実践例2ゲーム目

実践例 3ゲーム目

直前のゲームで負けたのでグランマーチンゲール法を続行します。

3ゲーム目は赤黒賭けに、2ゲーム目の賭け金3ドルを2倍にした6ドルに、さらに+αの1ドルを足した合計7ドルを賭けてゲームを開始します。

3ゲーム目の結果は1の赤、賭けた7ドルに2倍の配当が付き、賭け金を含めて手元に14ドルが払い戻されます。払い戻された14ドルから、累計損益4ドルと3ゲーム目の賭け金7ドルを差し引いた3ドルが利益となります。

グランマーチンゲール法実践例3ゲーム目

実践例 4ゲーム目

直前のゲーム(3ゲーム目)で勝ったのでグランマーチンゲール法を終了します。勝った場合、必勝法の目的である負け額の回収と利益が確定されるからです。

以降は最初の賭け金と同額、もしくは任意の額を賭けてゲームを開始します。負けた場合、1ゲーム目から3ゲーム目までの流れを繰り返していきます。

グランマーチンゲール法実践例4ゲーム目

グランマーチンゲール法を10ゲーム目まで行った結果は次の通りです。どこで勝っても損失額を全て回収することが確定され、連敗が続けば続くほど勝った時の利益が大きくなっていきます。

【表】10ゲーム目まで行った結果

【表】10ゲーム目まで行った結果

今回はわかりやすくルーレットで説明しましたが、バカラやブラックジャックでも応用可能な必勝法です。

グランマーチンゲール法の2つの注意点

グランマーチンゲール法は損失額の回収に加え、儲けを出すために編み出された必勝法のため、マーチンゲール法よりも次の2つの制限が厳しくなっています。使用する前に確認しておきましょう。

注意点1 賭け金が増大しやすい

グランマーチンゲール法は、連敗が続けば続くほど勝った時の利益は増え続けていきます。しかし、負ける度に倍賭け+αの賭けをしていくため、賭け金が増大しやすく注意が必要です。次の表をご覧ください。

【表】連敗時の賭け金

【表】連敗時の賭け金と累計損益

負け続けて膨らんだ損失額は一度の勝ちで全て回収することができますが、連敗が続けば続くほど2桁、3桁の賭け金へと膨れ上がっていきます。

10連敗時のゲーム結果を見てみると、賭け金1023ドルに対し、累計損益は-2036ドルと、あっという間に膨大な額に変わります。これは日本円に換算すると賭け金は約114,000円、累計損益は約226,000円です。

いくら資金に余裕があっても、一度に10数万を賭けるのは難しいでしょう。それだけリスクの高い必勝法であることを理解しておきましょう。

注意点2 テーブルリミットがある

ルーレットやバカラ、ブラックジャックなどのカジノゲームには、1ゲーム時に賭けられる金額と言うものが必ず定められています。

最低金額(ミニマムベット)は、ゲームに参加することができる最低金額で、最高金額(マキシマムベット)はゲームに賭けることができる最高金額です。各制限の総称をテーブルリミットと呼びます。

次のルーレットテーブルでは、ミニマムベットが1ドル、マキシマムベットが500ドルとなります。(画像参照:赤枠

テーブルリミット

テーブルリミット

テーブルリミットは、カジノ店舗やカジノゲーム、テーブルごとによって設定額が異なります。資金に余裕があってもテーブルリミットの関係上、グランマーチンゲール法が成功するという保証はありません。次の表をご覧ください。

【表】途中で賭けられなくなった場合

【表】途中で賭けられなくなった場合

9ゲーム目で必勝法を使用していくためには、8ゲーム目の賭け金255ドルを2倍にした510ドル+αの合計511ドルを賭ける必要があります。

しかし、マキシマムベットの関係で500ドルを超える金額を賭けることができません。この場合、MAX上限の500ドルを賭けることになりますが、勝ったとしても-2ドルの損失となり、負けた額を回収する必勝法が意味をなさなくなります。

加えて、ここで負けてしまった場合は、グランマーチンゲール法での損失額回収は不可能となります。そのため、テーブルリミットを考えた上で、次のような対策をすることが必要になります。

注意点を補った対策法

グランマーチンゲール法は、賭け金が増大しやすいこと。テーブルリミットがあるという注意点がありました。しかしその注意点は、連敗確率を考慮することによって補うことができます。

まずは確率の確認です。勝率2分の1の確率で勝つゲームの連敗の確率は次のようになります。

【表】連敗の確率

【表】連敗の確率

ルーレットの場合は、「赤・黒」「奇数・偶数」「ハイ・ロー」、ブラックジャックの場合は、「ディーラー・プレイヤー」、バカラの場合は、「バンカー・プレイヤー」と、いずれのゲームも勝率は必ず50%(2分の1)となります。

しかし、勝率とは別に連敗する確率は当然異なってきます。

1ゲーム目で負ける確率50%(2分の1)を始めとし、2連敗する確率は25%(4分の1)、3連敗する確率は12.5%(8分の1)と、連敗すればするほど、連敗の確率が低くなっていくのがわかります。

例えばあなたはルーレットをプレイするとします。その際、まずは空回しを利用して4連続同じ結果(次の図の場合は黒)が出るのを待ちます。

4連続同じ結果が出たことを確認したら、結果とは別の場所(図の場合は赤)にチップを賭けます。そうすると、うまくいけば賭け金を賭けた直後のゲームで当たります。

【表】同じ結果が連続で確認されたらゲームに参加

【表】同じ結果の確認

こういったことを確認せず、例えば連敗数2の時から2倍賭け+αの賭けを行ってしまうと、連敗する確率も25%と高いため、後々失敗に終わる可能性が出てきます。

グランマーチンゲール法を使用する場合は、これらの連敗確率を頭に入れておき、何度か連敗を確認した後に使用していくと良いでしょう。

ルーレットやバカラ、ブラックジャックなども、ある程度同じ結果が連続で出たのを確認してから参加すると、グランマーチンゲール法の成功率を高めることができます。

なお、賭け金を賭けずにゲームの勝敗をずっと確認していると、カジノ側から「迷惑なプレイヤー」のレッテルが張られてしまう可能性があります。カジノ従業員から注意が入る場合がありますので、最初のスタートダッシュといった形で、使用頻度はほどほどにしておきましょう。

グランマーチンゲール法の応用

グランマーチンゲール法は通常、「2倍+α(1ドル)」で賭けていく必勝法ですが、中には+α部分の単位を2ドルや3ドルなどに変更して実践している方もいます。次の表は2倍賭けの+α金額を3ドルに設定した時の表です。

【表】利益の求める場合

【表】利益の求める場合

表を見るとわかるように、+α部分の金額は高ければ高いほど、勝利時に利益を出すことが可能です。しかし、負けた場合、賭け金や損失額も大きくなっていきますので、状況をよく見極めて使用するようにしましょう。

グランマーチンゲール法4つのメリット

グランマーチンゲール法のメリットは次の4つです。 

  1. 損失額の回収に適している
  2. 利益を出すことができる
  3. +αの金額次第で利益を高めることができる
  4. 連敗確率を利用することで、戦略的に負け額を回収することができる

グランマーチンゲール法2つのデメリット

グランマーチンゲール法のデメリットは次の2つです。 

  1. 連敗が続くと賭け金が増大するのでリスクが高い
  2. テーブルリミット以上の賭け金を賭けることができない

グランマーチンゲール法の3つの特徴

グランマーチンゲール法は、負けた時や連敗が続いた時に膨れ上がってしまう損失額を、1度の勝ちで全て回収することができ、さらに利益を出すことができます。

カジノ勝利

主な特徴は次の3つです。

  1. 負けて膨らんだ損失額を一気に回収できる
  2. 利益を出すことができる
  3. 連敗が続くほど賭け金の増大が激しくなる

マーチンゲール法よりも少しリスクの高い必勝法ですが、利益も出せるため非常に優れた必勝法と言えます。ぜひ、使い方を覚えてカジノゲームで使用してみてください。

使用できる3つのカジノゲーム

グランマーチンゲール法は、2分の1(50%)の確率で勝つことのできるゲームで使用する必勝法のため、使用できる主なゲームは次の3つです。

負けた損失額を回収することを目的としている必勝法なので、ゲームに負けた時に使うということも覚えておきましょう。

ルーレット

グランマーチンゲール法はルーレットの赤黒賭け、ハイロー賭け、奇数偶数賭けに使うことができます。

ルーレット

ブラックジャック

グランマーチンゲール法はブラックジャックに使うことができます。

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バカラ

グランマーチンゲール法はバカラに使うことができます。

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グランマーチンゲール法で勝てるオンラインカジノ

おすすめのオンラインカジノを3つご紹介します。グランマーチンゲール法を活用してどんどん稼いでいきましょう!

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